一代様一覧

干支 守本尊 津軽の一代様 場所・連絡先
千手観音菩薩 目屋の清水観音 弘前市桜庭清水流104(社務所)
多賀神社
丑寅 虚空蔵菩薩 百沢の虚空蔵様 岩木町百沢寺沢29
求聞寺(ぐもんじ)
文珠菩薩 最勝院の文殊様 弘前市銅屋町63
金剛山最勝院
茂森(兼平)の天満宮 弘前市西茂森1-1-34
天満宮
辰巳 普賢菩薩 愛宕様(将軍地蔵) 岩木町植田山下63
橋雲寺(愛宕神社)
勢至菩薩 袋の観音堂 黒石市袋富山112
白山姫(しらやまひめ)神社
未申 大日如来 大鰐の大日様 大鰐町蔵館村岡12
大円寺
不動明王 古懸の御不動様 碇ヶ関村古懸門前1-1
国上寺
戌亥 八幡大菩薩 弘前の八幡様 弘前市八幡町1-1-1
弘前八幡宮

津軽の一代様について

藩政時代から続く、津軽地方独特の習慣で、自分の生れた年の干支を守り神とした信仰のことです。現在も、子供が生まれた時の初宮参りや、受験や就職等の人生の節目においては、必ず自分の一代様にお参りする習慣が続いているそうです。大東亜戦争の時も津軽の人達は、これらの御守りを身に付けて出征して行ったと言われる。津軽二代藩主信牧公が自分の一代様「八幡大菩薩」を城の鬼門に創建した事から、江戸時代以前からの習慣と思われますが、確立時期は不明なようです。

一代様とは、自分の生まれ年の守り神を本尊とする各神社への信仰である。とくに津軽では藩政時代から「津軽一代様信仰」として、広く信仰されています。現在の津軽では、除夜の鐘が鳴ると各家で家族それぞれの一代様へお参りしたり、干支の絵馬を奉納したり、厄年に参拝するという風習が定着しています。
弘前タクシーHPより。