日田市 (平成26年3月29日)
三隈(みくま)は、大分県日田市に位置する日田盆地内にある日隈、月隈、星隈の3つの丘の総称。三隈三山・日田三丘ともいう。日田盆地を流れる三隈川は、もとは日田川といったが、この三山の間を流れていることから名付けられたものである。これら3つの丘は1998年(平成10年)8月24日付けで「日田市環境保全条例」の第23条に基づき日田市の保存樹林に指定されている。この三山以外にも、石井町に隈山という残丘もある。
「隈」の字には丘という意味がある。日隈、月隈、星隈のそれぞれの名の由来は、はっきりしたことは分からないが、日・月・星の三光になぞらえて付けられているという。
ウィキペディア より
日隈山(ひのくまさん) 日隈神社はこちら。 筑紫溶岩の残丘。別名、亀山・亀翁山(きざん・きおうざん)ともいう。日の照りつける南側にあるので日の字をあてられたという。山頂には、古代に築かれた日隈古墳があった。近世の文禄年間から江戸時代初頭まで日隈城(隈城)があった。日隈城の城下町であった隈地区が隣接する。現在は、亀山公園として整備されている。 |
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月隈山(つきくまさん) 月隈神社はこちら。 阿蘇溶結凝灰岩の残丘。丸山・永山(長山)ともいわれていた。盆地の北側、丸山町と吹上町の間をまたいである。日下部氏の古墳であるという見方もある。江戸時代初頭には永山城があったが間もなく廃城。城跡に隣接して陣屋が置かれた。近代には裁判所や一時、日田県知事の官邸が置かれていた。現在は、月隈公園として整備されており、一部は大分県立日田林工高等学校の敷地として利用されている。 |
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星隈山(ほしくまさん) 星隈神社はこちら。 阿蘇溶結凝灰岩の残丘。友田町三郎丸国道386号線沿い、花月川と三隈川の合流地点にある。丘には星隈横穴墓群があり、付近には三郎丸古墳がある。小川光氏が丸山築城の仮城として居城したと伝えられている。現在は、星隈公園として整備され、山頂に神社がある。 |