熊野神社

山口市江崎3011 (令和元年7月25日)

東経131度21分59.87秒、北緯34度03分36.33秒に鎮座。

この神社は、JR山陽本線・嘉川駅の南西700m程の辺り、江崎の街中に鎮座しております。

御祭神 伊弉諾尊・新宮速玉男命・那智事解男命・大己貴神・須佐之男命

由緒
熊野神社は、高根地区の鎮守社で、一般には「権現様」の名で親しまれている。
この地は、鎌倉時代までは、嘉川八幡宮が祀られていたところであるが、明治8年(1875)6月、以前からこの地区にあった祇園社と山口市の山口大神宮境内にあった熊野神社、日吉社をこの地へ遷し、合祀したものである。
もともと、この熊野神社は、大内時代の宝徳2年(1450)、紀州熊野神社を勧請し、はじめ宇野郷東山(山口市古熊)に祀られていた。大内氏22代政弘は初め子供がなかったので、この熊野神社に祈願し、亀童丸をもうけた。これが後の大内義興(23代)である。これ以後、子授け・安産の神として厚く崇敬されるようになった。義興は永正17年(1520)熊野神社を、古熊の地から高嶺(鴻の峰)の麓へ還した。高嶺は鴻の峰であり、古くから神聖な山と考えられていたからであろう。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治35年(1902)3月建立)

拝殿内部

本殿覆屋

本殿正面


猿田彦大神