八幡宮

小矢部市臼谷6967(平成21年8月20日)

東経136度49分21.32秒、北緯36度37分7.71秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社はおとぎの国C.Cの南西約200mに鎮座しています。

 御祭神:誉田別命、彦波瀲武草葺不合尊、日子刺肩別命、伊邪那岐命、少彦名命、建御名方命
 由緒:臼谷の岡村遺跡は、縄文中・後期(4000年〜5000年前)の集落跡といわれ、また、字岡ノ城の河岸段丘の上には、奈良時代より中世にかけての集落の跡が残されている。
臼谷字岡ノ城に鎮座する八幡宮は、往古より蟹谷郷の総社であるといわれ、旧号、荊波神社と称し、延喜の神名帳にある越中国砺波郡鎮座の荊波神社であると伝えられている。
奈良時代、越中守大伴家持は、国守として墾田地の検察に、この地に来り 思いがけぬ雨にであい、帰ることができなくなり、
  荊波の里に宿借り春雨に こもりつつむと妹につげつや(万葉集巻の十八)
の一首を詠んだという。

 尚、この社は旧村社で、「式内・荊波神社」の論社・五社の内の一社となっています。
 「式内・荊波神社」の論社は
  荊波神社・砺波市池原601
  荊波神社・南砺市岩木5024
  荊波神社・高岡市和田954
  八幡宮(旧号荊波神社)・小矢部市臼谷6967
  巖谷門神社・小矢部市矢波602-1
と考えられています。

神社遠景
社頭 社号標
石段参道上に建つ台輪鳥居 手水舎
参道・境内の様子
境内にいる狛犬
まん丸目玉で、鼻ペチャの可愛い狛犬です。
社殿全景
拝殿
本殿を護る岡崎現代型狛犬
本殿
県指定天然記念物の御神木・大杉
幹周・8.5m、樹高・約37m