於岩稲荷田宮神社

新宿区左門町17 (令和6年3月7日)

東経139度43分26.45秒、北緯35度40分56.19秒に鎮座。

この神社は、JR中央本線・信濃町駅の北800m程の辺り、左門町の街中に鎮座しております。

御祭神 豊受比賣大神・田宮於岩命

由緒
四代目鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の主人公お岩の伝承をもつ神社。その飛地。中央区新川、同名の神社はこちら。
東京都神社庁公式サイト より。

田宮稲荷神社は、於岩稲荷と呼ばれ四谷左門町の御先手組同心田宮家の邸内にあった社です。初代田宮又左衛門の娘お岩(寛永13年(1636)没)が信仰し、養子伊右衛門とともに家勢を再興したことから「お岩さんの稲荷」として次第に人々の信仰を集めたようです。
鶴屋南北の戯曲「東海道四谷怪談」が文政8年(1825)に初演されると更に多くの信仰を集めるようになります。戯曲は実在の人物からは200年後の作品で、お岩夫婦も怪談話とは大きく異なり円満でした。稲荷社は明治12年(1879)に火事で焼失し、その際初代市川左団次の勧めで中央区新川に移転しました。しかし、その後も田宮家の住居として管理されており、昭和6年(1931)に指定されました。戦後、昭和27年(1952)に四谷の旧地にも神社を再建し現在に至っています。
境内由緒書き より。

対面にあり、同じくお岩様を祀る陽運寺はこちら。

神社全景

神社入口

社殿

お狐様

(昭和27年(1952)7月吉日建立)

拝殿内部


末社