津島様はこの春日神社、十二社神社のほかに袋井市西同笠の寄力神社、袋井市太郎助の神明神社(ここは昭和63年から木造の神殿としたそうです)の4か所にあり、毎年、祇園の祭典(神主なしで地元の人たちだけで行う)に竹で骨組を作り、杉の葉でまいて祠を建て替える行事をしているそうです。
ちなみに袋井の2社は鎌田神明宮とは全く関係ありません。
神社や隣を流れる太田川の杉と竹を使い、前年の祠を解体して全く同じものを作っていくそうです。
建て替えることで霊力を増した神の御加護をいただこうという、若返りの行事ですね。
御祭神は牛頭天王(スサノオの尊)で京都の八坂神社、愛知の津島神社の系列だそうです。「伊勢と津島とどちらかが欠けても片参り」の津島です。
こちらの神社は川の近くにあり(というかもとは太田川の流路だったそうです)、疫病のはやりがあったのかなーとも思います。
以上、鎌田神明宮・宮司・袴田さんより。
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