川良天満宮

武雄市武雄町富岡川良(平成23年11月5日)

東経130度1分28.72秒、北緯33度11分58.96秒に鎮座。

 この神社は甘久川が53号線下を流れるすぐ南に鎮座しています。道路から少しだけ高く造られた境内の入口には灯籠と鳥居が建立され、境内正面に大正2年生まれの狛犬に護られて、開放的な入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。拝殿には36歌仙の歌額が掲げられ、境内右奥には土俵や境内社、石碑等が纏められています。

 御祭神は管原道真公と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
入口二立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
拝殿前、大正2年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、吽は前脚で玉を踏んでいます。やや上向きで、瞳まで彫られた顔は、何処か中国系の狛犬を思い起こさせます。多久市の高野神社中尾神社の狛犬と共通点が多いように思われ、「もしかしたら兄弟かも知れないね。」と我が家では考えています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正2年(1913)1月1日建立)
開放的な拝殿
拝殿内の様子
拝殿に掲げられている36歌仙の歌額
流造の本殿
石碑 石碑
石祠 石仏
境内に設えられている土俵