湯江神社

諫早市高来町東平原172-1 (令和4年1月6日)

東経130度08分31.99秒、北緯32度54分23.86秒に鎮座。

この神社は、JR長崎本線・湯江駅の北500m程の辺り、湯江小学校の西側に鎮座しております。

御祭神 菅原道真公・譽田別命・息長足姫命・瀬織津姫命

由緒
菅原道真公をご祭神とする老松神社は、建仁年間(1201〜1203)太宰府天満宮よりご分霊を奉請して祭祀された。江戸時代は7郷の社とあおがれ村々から毎年浮立を奉納した領内第一の天満神社で明治7年(1874)に郷社に列せられた。明治11年(1878)区制から郡制への変革に伴い三部壱と平原の住民が氏子となり奉斎してきた。
黒崎名に鎮座し元湯江村一円の住民で奉祀していた八幡神社は、貞享年間(1684〜1687)に筥崎八幡宮より譽田別命のご分霊を奉請して奉祀され明治7年(1874)村社に列せられた。里名に鎮座した若宮神社のご祭神は息長足姫命里の住民で奉祀していたが元禄5年(1692)八幡神社に合祀された。三部壱名通瀬に鎮座した通瀬大明神はご祭神が瀬織津姫命で法川、善住寺、平原の住民で奉仕していたが(1875)八幡神社に合祀された。以後両社とも地区の住民で奉祀してきたが祭祀を厳修し氏子の弥栄えを願うため、老松神社と八幡神社の氏子が相諮り両社神を現在地に合祀して昭和41年(1966)5月神社名を湯江神社と定めた。
昭和44年(1969)社殿が荒廃したため氏子並びに崇敬者が寄附を募り社殿を再建し神域を整美した。神社の沿革の記録が薄れるのを憂い此処に記する。
境内由緒書き より。

参道入口と一の鳥居

二の鳥居

神額

三の鳥居

拝殿

拝殿内部

本殿

本殿縁側の狛犬。拡大写真はこちら。

(宝暦13年(1763)癸未2月吉日建立)