庄山神宮

玉名市岱明町庄山859(平成24年4月6日)

東経130度31分22.68秒、北緯32度55分56.24秒に鎮座。

 この神社は玉名駅の北西約3km、208号線とバイパスが合流する600m程手前に、その二つの道路に挟まれるように鎮座しています。
 遠くから大きな森が見えるとそこが神社で、入り口近くには社号標と狛犬が見えます。狛犬は参道途中や境内の入口にもいて、三対がそれぞれ個性的な姿を見せてくれます。狛犬に関しては境内に一基だけ立つ狛犬を乗せた燈籠もあり、大変楽しませてくれる神社でした。
 境内奥正面には入母屋造りの開放的な拝殿、その後ろに流造の本殿が建立され、三猿や石碑等の石造物が点在しています。

 御祭神:天照大神、応神天皇、天児屋根命、健磐龍命、武内宿弥
 由緒:拝殿内に「五社宮祭神」名は記されていましたが、由緒はなく勧請年月・縁起・沿革等については不明です。

神社遠景
社頭
神社入口
社号標
入り口にいる明治45年生まれの狛犬
ワンコに近い顔つきで、阿は小さな石に右前足をかけ、吽には子狛がじゃれています。大きなだ円形の目が特徴的で、スマートな身体つきの割りには尾が装飾的で大きく造られています。
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(明治45年(1912)4月吉日建立)
参道の様子
参道途中にいる玉乗り狛犬
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参道途中に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
鳥居前にいる明治41年生まれの構え・蹲踞の組み合わせ狛犬
このタイプは佐賀県で沢山見つけましたが、あちらでは阿が蹲踞、吽が構えでこちらとは反対でした。同じ置き方は玉名郡・菅原神社、菊池市・高島菅原神社等にありますから、熊本ではこの置き方が普通なのでしょうか?滑らかですっきりとした感じの好きな狛犬です。
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(明治41年(1908)春2月紀元節祭日建立)
参道の様子
境内入り口
境内に立つ一基だけの狛犬を乗せた燈籠
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境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
流造の本殿

三猿 宝物庫?
神霊垣新築記念碑 遷宮百年祭碑
鎮守の森