薩摩川内市青山町3954(平成22年1月7日)
東経130度17分21.69秒、北緯31度46分20.25秒に鎮座。
この神社は313号線沿いに鎮座しています。松尾神社は酒の神様なので、酒豪の夫はどの地域に行ってもこの神様へのご挨拶は欠かしたことがありません。
道路から杉の密集した鎮守の森が見え、前まで行くと朱の鳥居が建っています。参道奥には小振りの社殿が建ち、その中に本殿が建立されています。その本殿縁を見てビックリ!! ついさっきまで行っていた、都八幡神社と同じような狛犬達が居るではないですか。只、この社では、はじめ進化系狛犬が一体だけになってしまい、その代わりといっては何ですが、先代の木製の神殿狛犬が一体居りました。今回この付近の神社は数社しか廻っていませんが、丹念に調べたら、もっと新たな発見があるかも知れません。再訪が楽しみな地域です。
この社に案内は無く、御祭神は大山咋神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は不明です。
神社遠景 |
社頭 |
入口の鳥居 |
参道の様子 |
拝殿 |
本殿 |
本殿縁にいる狛犬 縦置き、阿吽の位置が反対です。眉毛が太く大きく、頭頂部に鬣がない入道頭で、背骨がゴツゴツと出っ張り弧を描いて力強い姿は、薩摩狛犬の特徴でしょう。前脚は太く逞しく臑毛を長く伸ばし、片足を磐の上に乗せています。寄進者が「假屋門 長市」とあり江戸時代の製作と思われますが、この狛犬とそっくりの物が都町・都八幡神社、青山町・天満宮に奉納されています。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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本殿縁にいる一体だけのはじめ進化系狛犬 この狛犬も兄弟と思われる物が都町・都八幡神社にあります。縦置きで、吽しかいませんが、は虫類のような寸胴体型で、のっぺりした顔に猫のような鬚が線書き状態で描かれています。鬣は短 く、彩色の跡が見られる臑毛の模様が綺麗です。癒し系の狛犬として、素朴で素敵な狛ちゃんです。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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本殿脇の一番後ろに置かれた一体だけの木製神殿狛犬 上半身や鬣が大きく、モコモコの羊のような狛犬です。 相方がいなくなってやや淋しそうにうつむいた姿が哀愁を漂わせています。 |
石塔群 | |