能登生国玉比古(のといくくにたまひこ)神社

鹿島郡中能登町金丸セ35(平成21年5月4日)

東経136度50分40.37秒、北緯36度56分50.18秒に鎮座。

 この神社は金丸駅の北東約1kmに鎮座しています。石段の参道は途中で右折し、境内には大きな拝殿と本殿鞘堂が建立されています。境内社に稲荷神社がまつられ、入口には樹皮の綺麗な御神木が聳えていました。

 御祭神:多食倉長命、市杵嶋姫命、少彦名命、事代主命、菅原道真
 祭礼日:10月第1日曜日・秋季定祭
 境内社:稲荷神社
 由緒:祭神多食倉長命は神代の昔、能登国に巡行された大己貴命 少彦名命と協力して国土の平定に神功をたてたまい、能登の国魂の神と仰がれた。その姫神市杵嶋姫命(又の名伊豆目比売命)は少彦名命の妃となって菅根彦命を生み給うた。これ金鋺翁菅根彦命で金丸村村主の遠祖である。神主梶井氏はその裔である。

この社は下記に記す「能登国の式内社・能登生国玉比古神社」論社三社の内の一社です。
 能登生国玉比古神社・七尾市所口町ハ48
 能登生国玉比古神社・鹿島郡中能登町金丸セ35
 能登部神社・鹿島郡中能登町能登部上ロ70

社頭
社号標 入口に建つ明神鳥居
石段の参道
境内入口
拝殿前、昭和12年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和12年(1937)6月吉日建立)
拝殿
本殿鞘堂
樹皮の綺麗な御神木 境内社:稲荷神社