住吉神社

福岡市博多区住吉3-1-51 (平成22年4月1日)

この神社は、博多駅の東側800m程の辺り、博多の街中に鎮座しております。式内社(名神大)、筑前国一宮で、旧社格は官幣小社。大阪の住吉大社下関の住吉神社、と共に日本三大住吉とされています。街中にもかかわらず、豊かな杜と広大な社地を持ち、三大住吉の名に恥じない雰囲気をたたえたた神社です。

祭神は、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)。全国に約2000社ある住吉神社の始源とされ、開運除災・航海安全・船舶守護の神として信仰を集め、和歌の神としても崇め敬われてきました。現在の本殿は、元和9年(1623)福岡藩初代藩主黒田長政が再建したもので、古来の神社建築様式を現代に伝える「住吉造り」として国の重要文化財に指定されています。また、当社が蔵する銅戈6口、銅矛5口は県の文化財に指定されています。
境内由緒書より。由緒書原文や境内案内図はこちら。

表参道入り口(西門)

一の鳥居と社号標

二の鳥居

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治44年(1911)10月1日建立)

参拝所

当社では、古より25年ごとに式年遷宮を行っており、1119年、御遷宮についての記述が「中右記」に見え、近年においても、天保、明治の御造替に続き、昭和10年・35年・60年と厳粛盛大に御遷宮の儀が斎行されました。来る平成22年10月、古式に則り、式年遷宮大祭を斎行致します。
国指定の重要文化財である御本殿を始め、老朽化した建物の補修、並びに境内整備などの諸事業を予定しております。
住吉神社公式サイトより。

現在、式年遷宮準備の工事中で、本殿の前まで行けません。多分遷宮終了までの仮の参拝所かと思われます。

本殿。普通はこの前で参拝するようです。残念!

修復工事中の本殿ではない『ウィキペディア(Wikipedia)』の写真はこちら。

本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和35年(1960)10月建立)

御神木の大楠

摂社末社はこちら。