埴生(はぶ)神社

成田市郷部994 (平成22年11月12日)

東経140度18分50.91秒、北緯35度46分50.38秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
JR,京成成田駅より徒歩15分程の所「西参道三の宮通」に面して鎮座しています。駅からは途中まで成田山新勝寺の(東)参道を行きます。成田の総鎮守です。飛行機のお祓いも行うそうです。

御祭神 埴山姫命(はにやまひめのみこと)
御由緒
創建の年代は不詳ですが、以前この地方は埴生郡(はぶごおり)と言われており、今から約1500年前にこの地方に集落を構え、土師器(はじき)を作って生活を営んでいた土師部(はしべ)一族が自分たちの祖神、氏神と「埴山姫之命」を祀り古代祭祀を執り行ったのがはじまりとされています。
当神社は通称三ノ宮様といわれておりますが、これは埴生郡の三ノ宮で二ノ宮は成田市松崎一ノ宮は栄町矢口にあり、三ノ宮から二ノ宮、一ノ宮と辿って行くと、利根川に出ます。このことでその昔、この地方の集落の発展は利根川の方から発達したのがわかり、その名残か、現在当神社の向きは真西にむいており、一ノ宮・二ノ宮の方を向いております。
(1948注:利根川、一之宮神社、二宮神社は当社の北側にあります。)
神社の建っている場所は成田の町の中では自然的に一番高い所に位置し、古墳の跡に社殿が建立されております。
歴史的に年代が出てくるのは、まず仁安3年(西暦1168年)に成田五郎頼重という此の埴生郡を領していた武士が鉱物を奉納したと言うことが書かれてあり、今もこの鉱物があり、成田という文字が出てくる最初といわれております。
次に寛元2年(西暦1244年)6月、同じくこの地方を領していた埴生次郎平時常(現在の社家宮崎家の始祖)が神輿を寄進しており、この神輿も現存しておりますが、この時代より神輿渡御が始まり、7月17日の例大祭の神輿渡御は780年の歴史を誇っています。
千葉県神社庁

埴生神社(はぶじんじゃ)は、千葉県成田市にある神社である。旧社格は郷社。別名、三ノ宮埴生神社(さんのみやはぶじんじゃ)と言う。三ノ宮様(さんのみやさま)の通称で親しまれている。
成田市並木町にも同じく「三ノ宮埴生神社」が存在するが、総本社は郷部の埴生神社である。
伊奘冉命(いざなみのみこと)の子・埴山姫命(はにやまひめのみこと)を祀っている。土を司る神であり、三ノ宮埴生神社の御霊代は土師器である
ウィキペディア  より

境内由緒書はこちら。 埴生神社公式サイトはこちら。

社号標と鳥居

手水舎

拝殿

社号額

本殿

不明の末社

裏参道入口

地蔵&馬頭観

浅間神社&裏参道と社号額

御神木

根元