八幡神社

由利本荘市松ヶ崎宮ノ腰27 (平成28年8月18日)

東経140度03分11.59秒、北緯39度29分51.90秒に鎮座。

この神社は、JR羽越本線・羽後亀田駅の西北西1.5km程の辺り、街並をやや外れた山中に鎮座しております。

御祭神 応神天皇・菅原道真・天照皇大神

由緒
文治2年(1186年)山城の国、岩清水八幡を奥州岩城平の城山の地に勧請し、岩城家歴代の鎮守たりと伝う。
奥州藤原泰衡叛を謀るに及び、源頼朝、千葉之助常胤に命じて東征せしむ。
常胤同社八幡へ戦勝祈願を致して、深く信心を表したという。
後に泰衡亡び、常胤帰陣と共に、頼朝いたく喜び、その特命によって社殿を飯野山の地に再建させ飯野八幡と称し、新たに社領88町の地を寄進した。
関ヶ原の合戦後元和8年(1622年)岩城家羽後の国亀田を領するに当り、御神体を保護し同国に至り、寛永元年(1624年)松ヶ崎村亀井山、則ち現在地に勧請して永く岩城藩の崇敬社とす。
当神社は亀田岩城藩所領内の代表神社のひとつにして、領内75社の分霊を合祀される。
現社殿は寛永13年(1636年)に建立せりと伝う。
明治6年郷社に列す。明治40年神饌幣帛料供進神社に指定せられ、明治43年白山比売神社・神明社を合祀す。
昭和58年、秋田県神社庁より二級神社に指定され、現在に及ぶ。
秋田県神社庁公式サイト より。

由緒
松ヶ崎八幡神社は、日本海に注ぐ衣川下流右岸、標高25mの亀井山山頂に位置します。
京都府の石清水八幡宮(国史跡)の末流にあたり、元和9年(1623)、岩城氏が亀田への領地替に伴い崇敬社として勧請し、以来、藩の総社として大切にされました。岩城氏が崇敬していた飯野八幡宮(国重要文化財・福島県いわき市)の分霊を祀っていることから、飯野八幡宮とは「親子神社」として現在も交流を深めています。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治29年(1896)6月建立)

鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿内部

本殿覆屋

本殿正面


石造狛犬