白山(しらやま)神社

春日井市白山町9-2 (平成27年1月3日)

東経137度02分01.92秒、北緯35度16分29.68秒に鎮座。

この神社は、JR中央本線・高蔵寺駅の北西2km程の辺り、住宅街の中森に囲まれた小高い頂に鎮座しております。

御祭神 菊理姫命・伊弉冉尊・大己貴命

由緒
当社の創建は古く養老2年(718)と伝えられる。張州府志、尾張地名考にその由が見え、文明15年(1483)の記録に「菊理姫命、伊弉冉尊、大己貴命」の三座を祀ると記されている。
昔は白山、庄名、神明、松本、出川、久木、足振(気噴)、廻間、上野、和泉、一色(坂下)の11ヶ村の総鎮守で時代が下るにつれて村々に神社を勧請し、江戸初期頃に離れていった。
祭神菊理姫命、伊弉冉尊は、加賀一の宮(石川県鶴来町)白山本宮、白山比盗_社の御分霊で、大己貴命は、出雲大社の大国主命のことである。
御主神の菊理姫命は結(くく)り、聞入(ききい)ると申し上げるように縁結びの神さまで伊弉冉尊、大己貴命は国生み、国造り、家内安全、幸福など諸願成就の神さまである。白山の町名はこの神社名から頂いたもので「しらやま」と呼ぶのは本宮の神名によるものであろう。
創建後幾星霜、戦後の荒廃から平和な世の中になり、健康で文化的な生活を営むことができるようになった今日、氏子崇敬者の総意浄財により、昭和56年(1981)4月29日、本殿をはじめ主要建築物等の新改築を完工した。希くは白山神社が郷土の産土神として、永久に鎮座されんことを祈る。
境内由緒書き より。

由緒
創建は養老2年(1718)と伝えられる。当社は11ヶ村(現在は7ヶ村)の総鎮守。「東の宮」と呼ばれ、「西の宮」と称する松本の「諸大名神社」と並ぶ、総氏神である。御神徳は「生む」、「生み出す」、「成功」、「くくる(縁結び)」、「五穀豊穣」、「交通安全」、「学業成就」等。
白山神社公式サイト より。

鎮守の杜遠景

社号標と参道

鳥居

蕃塀

拝殿

本殿


末社

白山天神

白山稲荷神社