真長田(まながた)八幡宮

美祢市美東町真名433 (令和元年7月24日)

東経131度21分19.61秒、北緯34度09分16.60秒に鎮座。

この神社は、中国自動車道・美祢東JCTの東南東3km程の辺り、美東町真名の街外れに鎮座しております。

主祭神 応神天皇・仲哀天皇・神功皇后
配 神 住吉大神・三女神

由緒沿革
旧長田八幡宮は、八幡宮勧請以前に当時の社地の神木(百檀)を産土神として崇められていた。神木の伝説由来によれば、八幡宮旧馬場に枯木壱株があり、俗に百檀と申し伝えている。小枝を拾って火に炊けば大変良い香りがしたという。勧請以前は、この神木が長田村の惣鎮守であったとのことで、平安時代末期の文治3年(1187)、豊前国宇佐八幡宮より勧請と伝えられる。
旧竜尾八幡宮は社伝によると、嘉暦3年(1328)豊前国宇佐八幡宮より真名村徳坂丸山に勧請、その後永徳元年(1381)宮ヶ原に移遷し、更に文亀3年(1503)に、現在の湯の口竜尾山に社殿を建築して御遷座が行われたという。当今の社殿は明治45年(1912)の造営であるといわれている。
両社とも祭礼の9月19日、20日両日の間、神楽舞が奉納されていた。昭和39年(1964)、長田八幡宮と竜尾八幡宮が合併、真長田八幡宮と公称することとなる。同43年(1968)、明治100年記念として神鏡の奉納がある。平成5年(1993)平成大修理として、本殿・幣殿・拝殿・神輿庫等の大修理をする。
境内由緒書き より。

神社入口

鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(弘化2年(1845)乙巳9月吉辰建立)

拝殿内部

本殿覆屋


人丸社

脇参道入口

脇参道を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)