林神社

砺波市頼成1720(平成21年5月3日)

東経137度1分16.14秒、北緯36度38分15.11秒に鎮座。

 この神社は徳万との境界近くに鎮座しています。入口左の社号標には「延喜式内 林神社」と書かれ、玉垣・境内・社殿など全てが新しく建立された様で、すっきりと、とても綺麗な神社でした。

 延喜5年(905)編纂の延喜神名式に記載されている「越中國礪波郡 林神社」の論社です。この社の他に「砺波市林525・林神社」も論社となっています。
 御祭神は道臣命と思われますが、案内が無く、勧請年月・縁起・沿革等の詳細は不明です。
 祭礼は、1月1日・歳旦祭、11月3日・秋季例大祭等が執り行われ、例大祭では「頼成の獅子舞」が奉納されています。獅子舞は上村が雄獅子、下村が雌獅子の二頭立てで宮参りを行い、サンパサ、ボウ、ナギナタ、カマ、テッポウなどが演じられています。又下村では、獅子頭など獅子舞道具一式の保管場所を移し替える「宿替え」が伝わり、これは獅子舞が盛んな富山県内でも珍しい行事といわれています。

社頭 台輪鳥居
社号標
「延喜式内 林神社」
注連縄の架かった磐座と手水
境内の様子
拝殿
本殿
社殿全景