早川八幡社

高岡市早川366(平成21年5月4日)

東経136度59分26.48秒、北緯36度44分40.84秒に鎮座。

 この神社は高岡駅の西北西約2.7Kmに鎮座しています。道路上に社号標が建ち、その反対側の路地奥突き当たりに境内があります。境内は入口からは想像できないほど広く明るく、裏側、用水路脇に咲いていた藤の花に心も和み、気持ちの良い参拝が出来ました。

 御祭神:譽田別命、瀬織津姫命
 由緒:勧請年月日不詳ナレ共 往古小矢部川ノ守護神トシテ鎮座アリ。
 譽田別命、瀬織津姫命ヲ奉祀ス。旧号延喜式内速川神社ト稱セシハ之ノ故ナリ。
 中故小矢部川大出水アリ 社殿古記録等盡ク流出ス。其ノ後八幡社ヲ奉斎スルモ舊速川神社ノ祭神ヲモ併祀ス。
 鎮座ノ由来古キト共ニ氏子ノ信仰心篤ク世態ノ移変ニモ動揺スルコトナク春秋ノ祭儀ヲ始メ旧来ノ神事ハ怠ナク執行セリ。

 尚、式内 速川神社の論社は下記の三社です。
  速川神社(高岡市波岡94)
  早川八幡社(高岡市早川366)
  速川神社(氷見市早借880)

道路上に建つ
社号標
路地奥の様な神社入口
境内入口に建つ台輪鳥居 境内に建つ社号標
拝殿前、大正2年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対です。耳を頭の後ろに流し、威厳のある顔つきです。尾がとても立派で、身体中に筋肉を現す瘤を付けています。全体的に均整のとれた、丁寧な造りの素晴らしい出来の狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正2年(1913)9月建立)
拝殿
本殿覆い屋
境内裏側、用水路脇に咲いていた藤の花