長岡神社

小矢部市七社84(平成21年8月20日)

東経136度55分52.66秒、北緯36度40分21.23秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社は七守公民館に隣接して鎮座しています。

 御祭神:鵜草葺不合尊(主神)、天照皇大御神(七社神明宮)、誉田別命(七社八幡宮)
 由緒:平安朝の延喜年間(901〜922)に勅選せられた「延喜式」では越中国三四座の砺波郡七座の一座として記載され糸岡郷33ヶ村の総社として旱魃、霖雨の祈祷、或いは農作物の虫害、風難除けの祈願更には安産の守護を祈って御加護を賜ったと語り伝えられ、広く世人の尊崇を集めている。又、古来よりの武徳も種々の伝言あり朝廷勅使の参詣「貞観18年(876)」の記述等もある。
 明治6年に新川県第23大区124ヶ村の郷社に列せられ、明治42年、七社神明宮、七社八幡宮を合祀し、富山県告示を以って神饌幣帛料供進神社に指定されました。
神事
 古記によれば「春季例祭の競馬神事」「秋季例祭の誓湯神事」のほか「御田植神事」などが行れた。
  長岡神社お田植歌(抜粋)
 みづほの国は あめつちの 動かぬ限り 日の神の みてらすまゝに ゆたかにも 今日こそ早苗を 植るなれ

この社は「式内・礪波郡 長岡神社」の論社となっています。因みに論社は下記の4社があります。
  富山県小矢部市七社84・長岡神社
  富山県小矢部市五社3080・糸岡神社
  富山県砺波市高波1788・宮森八幡宮
  富山県砺波市高波1580・春日社

社頭
入口に立つ社号標と一の台輪鳥居
境内に立つ二の台輪鳥居
「古代長岡郷総社
御神木大杉跡」碑
手水舎
境内の様子
社殿前にいる加賀狛犬
阿吽の位置が反対で、阿は子狛を連れ、吽は玉に手をかけています。年代は分かりませんが丁寧な造りの、良い狛犬です。チョッと舌を出して、親に縋っている子狛が可愛いですね。
社殿