高岡神社

鳥取市国府町高岡1047 (平成26年7月18日)

東経134度17分52.37秒、北緯35度28分21.80秒に鎮座。

この神社は、鳥取駅の東南東6km程の辺り、高岡の街並を外れた山中に鎮座しております。

御祭神 素盞鳴尊・稲田姫命

由緒
創立年代は不明であるが古くより牛頭天王と稱し、播州(兵庫県)の広峰神社の御分霊を奉祀したものといい、最初は宝殿ヶ平の天王尾に鎮座されたが、御醍醐天皇の御代、元亨2年(1322)6月10日に現在地の堂原に奉遷し今日に至る。
本殿は明治28年(1895)3月改築し大正10年(1921)9月10日、600年祭が斎行された。
当社は国中の天王社中、第一のお宮として地方民崇敬されたが、文亀(1501〜1503)・永正(1504〜1520)の頃、上麻生にお旅所を設け神幸・神事は極めて厳かに執行された。又、神領も多くあり、牛馬安全の守護神として、農家の崇敬も厚く、文政(1818〜1829)のころは社頭で地方一円の牛市が催された事もある。
明治15年(1882)には、美歎字西浦の丘地で大銅臥牛が鋳造されたが、大東亜戦争の末期、昭和18年(1943)8月銅製の牛は供出され、現在は台座を残すのみとなっている。
大正7年(1918)4月10日上麻生神社を合祀したが、昭和25年(1950)7月分離し元の上麻生に還座された。
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道入口の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

参道

拝殿

本殿


末社