誕生八幡神社

品川区上大崎2-13-36 (平成22年5月2日)

東経139度43分14秒、北緯35度37分51.5秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
JR目黒駅より東へ200m程、目黒通りに面してあります。

御祭神 神功皇后・竹内宿禰・誉田別命
御由緒
文明年間に太田道灌が夫人の懐妊にあたり筑前国(福岡県)の宇美八幡を当地に勧請したものが当社の始まりと伝えられている。
そのため男児が無事出産したということで誕生八幡と呼ばれている。そのため安産の守り神とされていて、安産の腹帯が授与されている。
品川区の文化財より。

管理人の一言。
神功皇后が三韓征伐からの帰途に応神天皇を産んだと云う目出度い地に、敏達天皇3年に応神天皇を祀ったのに始まると伝えられる、筑前の「宇美(産み)八幡宮」。その御分霊を勧請したのですから、安産間違い無しと思われます。

「誕生八幡宮」として『江戸名所図会』にも「文明の頃、筑前宇美の地より勧請す」と紹介されている。との事です。

神社全景

鳥居

入り口左右の浪速狛犬

(年代不明)

拝殿

本殿


重箱稲荷

徳川三代将軍家光がこの辺りに鷹狩り来た時、鷹が逃げてしまった。家光は弁当が入った重箱を社前に供え、鷹が戻るようにと祈ったところ無事戻ってきたと伝えられている。この重箱はそのまま社殿にそなえられ、稲荷社の宝として大切に守られました。このことから「重箱稲荷」という名前で呼ばれるようになりました。その後、この重箱は重箱稲荷社を管理していた徳蔵寺におさめられましたが、嘉永三年(1850)の大火事で徳蔵寺とともに焼けてしまったといわれています。
広報しながわ より抜粋



落語「目黒のさんま」を御存じですか?現在はやはり「目黒のさんま祭り」でしょう。
写真は第14回、2009年9月6日(日)の模様です。さんまは、岩手県宮古市さんからのさんまを6000匹御用意。すだちは、すだちの日本一の産地・徳島県神山町さんからはすだちを10000個御用意。大根おろしは、栃木県那須塩原市高林の青年団『高林雷の会』より辛味大根500本分、無料提供されています。もちろん炭焼きのさんまは無料ですが、私が駅の改札を出た(10時45分)ら、お巡りさんが「今から並んでもさんまは食べられません」とアナウンスしていました。(祭りは10時から、いったい何時から並んでいたのでしょう)。入場無料の落語会『目黒のさんま寄席』も大入満員の大盛況。