宇美八幡宮

糟屋郡宇美町宇美1-1-1 (平成22年4月1日)

東経130度30分40.64秒、北緯33度34分1.67秒に鎮座。

この神社は、JR香椎線・宇美駅の北西500m程の辺り、宇美町の由来ともなっている位ですから、勿論真ん中に鎮座しております。

御祭神 応神天皇・神功皇后・玉依姫・住吉大神・伊弉諾尊

ご創建はきわめて古く、当宮に伝わります「伝子孫書」によれば「敏達天皇三年甲午筑紫の蚊田の邑に始めて宮柱太敷建給う。」とあります。平安時代には石清 水八幡宮と本末関係にあり安産祈願の守護神として信仰されておりました。江戸時代以降は福岡藩主黒田公より社殿の修復、神領の寄進等がなされ、明治五年村 社に列格、明治二十四年には県社に昇格しました。
宇美八幡宮公式サイトより。

宇美八幡宮(うみはちまんぐう)は、福岡県糟屋郡宇美町にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。安産の神として信仰される。

社伝「伝子孫書」によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途に応神天皇を産んだ地に、敏達天皇3年に応神天皇を祀ったのに始まる。「宇美」の地名も「産み」に由来するものである。平安時代ごろから石清水八幡宮と本末関係となった。鎌倉時代初期から安産の神として信仰されるようになった。別当寺も宇美山誕生寺と称していた。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

神社入り口と昭和の鳥居

社号標等

入り口左右に控える狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和2年(1927)6月建立)

元禄の鳥居

注連掛石(しめかけいし)

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和37年(1962)9月建立 多分台座のみと思われます。)

神門内の景色

拝殿前の狛犬。これが一番古そうですが、年代は不明。拡大写真はこちら。

拝殿

拝殿内部。雖諸州臨照 常住生土地(諸州、臨照すと雖も 常に生土の地に住)。明和改元之冬 玉山敬書。

本殿


湯方社
御祭神 湯方殿(助産婦の祖神)
湯方大神又は湯方殿とも称され、應神天皇御降誕の際、産婆の役としての御功績により敏達天皇の御世、本宮御創建の時にお祀りされたと伝えられております。
皇室の御崇敬も篤く、古来より安産及び小児成長の守護神として、広く信仰されています。
子安の石
安産祈願を終えて、”お産の鎮め”としてこの石を預かって持ち帰り、目出度くご出産の暁には別の新しい石にお子様の名前等を書いて、健やかなる成長を願い、安産御礼(初宮詣)の御祈願にてお祓いの後に、預かった石と一緒にお納めするのが、習わしとなっております。境内由緒書より。

湯方社本殿

武内社

恵比須社

聖母宮

聖母宮を護る狛犬。強面で参拝者を睨んでおります。拡大写真はこちら。

(1700年大祭記念 昭和13年(1938)10月建立)


御神樹子安の木

衣掛の森

湯蓋の森

その他御神木