紀州神社

北区豊島7-15 (平成21年3月22日)

東経139度44分52.93秒、北緯35度45分40.17秒に鎮座。

この神社は、王子駅の北1.5km程の辺り、紀州通りに面して南向きに鎮座しております。今日は家族で墓参りの帰り、参拝に立ち寄ったのだが、何と、我が89歳の母の氏神様がここだと言う。初めて聞きました。子供の頃良くこの境内で遊んだが、随分と狭くなって・・・・。ま〜子供の頃の記憶だから、当時は広く感じたのかも知れませんし、又は、前の道路の拡張で社地を削られたのかも知れません。

御祭神:五十猛命・大弥津姫命・柧津姫命

鎌倉時代後期、紀州和歌山にある伊太木曽神社を、同村に勧請したのがはじまりであり、水の神様として知られている。
東京神社庁より。

鎌倉時代後期、紀州熊野から来た鈴木重尚が豊島氏とはかり、五十太郎神社を王子村に勧請したのがはじまりです。
 地元の人々から「紀州さま」と呼ばれ、親しまれています。
 言い伝えによると、現在の場所に移ったのは天正年間に豊島村と王子村との水争いが原因で、豊島村の甚兵衛さんら村人によって、ご神体が豊島村の宮前(今の豊島6丁目)に移されたのですが、王子村に近かったため「取り返されてはいけない」と、村のはずれの同じく宮前(今の王子5丁目)と呼ばれていた場所へ移されました。ところが村はずれの寂しい場所に移されてしまった紀州さまは、村人の夢枕に立って「もっと賑やかなところへ行きたい」と告げました。何人もの村人が同じ夢を見たので、相談して現在の豊島七丁目へ移されたのだそうです。
北区観光ホームページより。

神社入り口

境内右手の駐車場側入り口に立つ鳥居と社号標

社殿

拝殿内部と本殿

拝殿前の昭和岡崎型狛犬。

(昭和52年(1977)元旦建立)

境内社の入り口。しかし社額には紀州明神と書かれています。

金比羅神社 水神社

社紋の「鳥居に八咫烏」