舎人諏訪神社

足立区舎人2-15-25 (平成27年5月18日)

東経139度46分35.92秒、北緯35度48分27.84秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
日暮里・舎人ライナー、「見沼代親水公園」駅より徒歩10分程の所に鎮座しています。

御祭神 菅原道真公

御由緒
斜めに向いている舎人諏訪神社
昔、舎人に嫁いだ新里村(草加市、毛長川の対岸)の娘が、姑との不仲で川に入水し、後を追って夫も 自害した。その川からは娘の長髪が見つかり、それを神体としたのが新里毛長神社で、その川も毛長川と呼んだという。
舎人諏訪神社の社殿が鳥居に対して斜めに建っているのは、夫婦の霊を慰めるため、諏訪神社(男神)を毛長神社(女神)の方向に向けたためだという。

西門寺の持なり、此社地に夫婦杉と唱へて二樹ありしが、三沼代用水堀割の時この二樹の間に溝を開きしより、土人婚嫁の時前を過るはきらひしとて、此道を避ると云、此杉今は枯たり。
新編武蔵風土記稿 舎人町 より

神社入口と鳥居

境内

拝殿

本殿
総こけら葺き、一間社流し造りで千鳥破風・軒唐破風付き。舎人氷川神社に匹敵する見事な彫刻が目を引く。練札から1836(天保7)年の建立が知られる(足立区登録文化財)。
いずれもブックレット足立風土記C舎人地区 より

本殿覆屋

側面

後面

木鼻