秋葉神社

美馬市脇町大字脇町 (平成25年1月5日)

東経134度08分47.17秒、北緯34度04分12.61秒に鎮座。

この神社は、徳島地方裁判所の北西500m程の辺り、脇町の中心部より北側の河岸段丘、舌状台地の南側斜面に鎮座しております。

祭神 カグツチノ命

脇町は、うだつを建て防火構造の町としていましたが、それでも度々火災が起りました。特に文政12年(1829) 12月31日の大火では169軒が消失し、大きな被害を受けました。
そこで火除けのために遠江国(静岡県)の秋葉神社の勧請で「火の神」である当社がお祀りされました。
元々、ここ周辺一帯は脇城主・城代稲田家の菩提寺である貞真寺の寺領地でありましたが、明治になって町が買い取り町民の遊山の地となりました。
太平洋戦争前は「秋葉さん」と親しまれ、大きな青松が石段の途中に立ち、春は桜花、秋は紅葉、例祭には御輿の渡御・社殿東側平地での奉納相撲が催されていました。
現在も桜花、紅葉は楽しむことが出来ますが、大切な町の史跡・憩いの場としてさらなる環境の保全が必要でしょう。
また、社の裏手には金比羅さんが祀られています。
境内由緒書き より

参道入口

神額

参道

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


裏手の金比羅さん?