松江市馬潟町(平成18年11月27日)
ここ松江の町は宍道湖と中海をつなぐ大橋川を囲むように町造りが行われています。
この神社の御祭神は速秋津日子神。イザナギとイザナミが国生みを終え、その後生んだ神の一人。海の神と言われる。速秋津とは、流れの速いところで禊ぎをしたという意味。現在の社地は中海より大橋川を若干入った南側に鎮座していますが、昔は殆ど中海に面して建っていたのではないでしょうか。
そしてここ松江に、この神の妹であり妻と言われる速秋津比賣神を祀った神社があります。大橋川の宍道湖側、新大橋の南側に鎮座する賣布神社です。どちらも式内社。恐らく対で創建されたのではないでしょうか。でも賣布神社と比べると社地も狭く、社殿も簡素な感じがします。どうも海の神様は厳島神社を見ても解るように、男より女の神様の方が御利益があるようです。
社号標と神社入り口 | |
平成10年4月吉日生まれの出雲丹後狛犬。元気いっぱい張り切っています。 |
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拝殿 | 本殿 |
荒神社の龍蛇 | 社日 |