氷川神社

戸田市上戸田3-20-11 (令和6年11月7日)

東経139度40分42.44秒、北緯35度48分38.50秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR埼京線・戸田駅の南東600m程の辺り、上戸田の街中に鎮座しております。

御祭神 素戔嗚命

由緒
上戸田氷川神社の創立は、縁起によると永徳2年(1382)と伝え、古くから旧上戸田村の鎮守として祀られてきました。
祭神は、素戔嗚命で、明治6年(1873)に村社となり、明治40年(1907)に旧上戸田村にあった羽黒山、第六天社、八幡社、道祖神社、山王社、稲荷社などを合祀しています。
境内には、力石と羽黒山に関係する石造物があります。力石は、主に若者が力比べに用いた石のことで、江戸時代以降には興行としても行われました。奉納された力石の中には江戸時代日本一の力持ちと言われた三ノ宮卯之助が奉納したものがあります。
羽黒社は、出羽三山のひとつ羽黒大権現を勧請したものです。天保年間(1830〜1843)に刊行された『江戸名所図会』にも挿絵入りで掲載され、賑わった様子が紹介されています。石造物は、江戸の庶民から奉納されたものが多く、手洗石や狛犬、「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」と刻まれた松尾芭蕉の句碑などがあり、「上戸田氷川神社の力石及び旧羽黒山句碑・石造物」として力石とともに市指定文化財となっています。
境内由緒書き より。

三ノ宮卯之助が奉納した力石は桶川市の稲荷神社にもあります。ご参考に。

参道入口

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治30年(1897)2月建立)


社号標

羽黒大権現

羽黒大権現を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

庚申塔

御神木