別所沼弁財天

さいたま市南区別所4-12 (令和7年1月7日)

東経139度38分40.34秒、北緯35度51分10.64秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR埼京線・中浦和駅の北東500m程の辺り、別所沼公園内に鎮座しております。

御祭神 市杵島姫命

由緒
落羽松が沼の周囲を巡るこの島は、古くから弁天島と呼ばれるように「別所沼弁財天」が奉祀されている。昭和2年(1927)この島を構築した小島長次郎氏によって東京、深川の洲崎神社から分祀された。その後、昭和40年(1965)に氏子・有志により覆屋・向拝宮を改築、手水舎も建立し現在に至る。
御祭神は「市杵島姫命」で、仏教との習合により弁財天として祀られている。福徳財宝の神として親しまれている七福神のなかの女神で「妙音天」ともいわれている。その起源を遡れば、インドの河川神「薩羅薩伐底」であり水辺に多く祀られている。
「金光明最勝王経」によれば「弁財天を信奉する者は、弁舌、知恵を授けられ、その庇護により長寿と繁栄を得て福徳の山を築き、技芸に熟達するであろう、さらに弁財天の主誓願は転禍為福であるから、一切の苦難も鎮められよう」と説かれている。
この向拝宮内には、八本の御手の左に槍、輪、弓、宝珠、右に棒、鍵、矢、刀を持し荘厳の中にも慈悲をたたえた八臂弁財天座像が安置されている。
境内由緒書き より。

神社入口

鞘堂

鞘堂前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿

鞘堂側面


浦和うなこちゃん