江東区木場6-13-13 (平成23年6月26日)
東経139度48分39.48秒、北緯35度39分54.74秒に鎮座。
【神社情報・剣貝さんより】
東京メトロ東西線「木場」駅2番出口を出、新田（にった）橋を渡り、直ぐに参道入口があります。徒歩2分程。狛犬は顔に似合わないピンクの台座にいました。
御祭神 市杵島比売命（いちきしまひめのみこと）
御由緒
元禄十三年（1700年）護持院隆光大僧正のご尽力により、江戸城中紅葉山に五代将軍綱吉公の御生母桂昌院の守本尊である弁財天（弘法大師作）と稲荷社を祀り洲﨑弁天社と称した。以来当社は江戸の観光名所として栄え、明治の神仏分離の際洲﨑神社と改める。
東京都神社庁 都内神社の紹介 より
深川洲崎が、どうして名所であったのかと言うと、洲崎弁天（現州崎神社）が有名なのと、ここから見える景色が素晴らしかったからである。そもそも弁天は水神として水辺に祭られることが多く、ここ猟師町の深川でも元禄の創建時より海難除けとして深く信仰され、茶屋なども並びたいそう賑わった。ここに伊勢屋という蕎麦屋があり、ざるそばの発祥地であることは、そば好きにはよく知られている。なお、このあたりから見える景色は、房総半島から三浦半島にかけて江戸湾全景をまさに抱きかかえるように望める絶景で、また東から大変美しい朝日が拝めるということで評判であったらしい。
[広重「名所江戸百景」時空map]より引用させてもらいました。
管理人の一言
浮世絵に描かれた当時は、海岸から離れた小島に鎮座しており、「浮き弁天」の名で呼ばれていたとは信じられません。埋立のよって海は彼方へと去ってしまったようです。又、弁天様と遊郭は縁が深いようで、近くは洲崎遊郭と云われた花街であり、戦前は赤線と呼ばれ、浮世の男どもが夜な夜な、生身の弁天様を拝する為に集う地帯であったようです。
新田橋
神社入口
境内
| 確かに台座に似つかわしくない面構えの狛犬です。拡大写真はこちら。 | |
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| （年代不明） | |
拝殿
本殿
| 辨天池に浮かぶ辨天様 | |
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| 豊川稲荷社 | 於六稲荷神社 |
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石碑と力石
波除碑（なみよけのひ）
洲崎弁天の境内に建つ江戸時代中期の石碑。1791年9月4日にこの一体を襲った津波の惨状から、洲崎弁天から西側一帯を、津波に備えての冠水地帯として居住を禁止し、災害の惨状を記録した2本の波除けの碑を設置した。現在このうちの1本が洲崎弁天の境内に移設され現存している。
ウィキペディアより
平久橋に立つ波除碑
御朱印
