久伊豆社

鴻巣市郷地354 (令和6年11月4日)

東経139度31分51.92秒、北緯36度04分07.79秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、鴻巣市役所の北東800m程の辺り、郷地の街中に鎮座しております。

御祭神 

由緒
郷地は、元荒川左岸の低地にある。江戸初期は郷地村と称して一村であったが、元禄年中(1688-1704)までに上・下に分村した。その後も一括して郷地村と呼ばれることも多く、明治7年(1874)に上・下が合併し、再び一村となった。
当社は『風土記稿』上郷地村の項に、「久伊豆社 村の鎮守とす、安楽寺持」とある。その創建の年代は明らかでないが、境内の最も古い石造物は参道両側に建つ灯籠で、元禄13年(1700)に郷地村の坪井門之助外46名により奉納されたことがわかる。また、拝殿内に「正弌位久伊豆大明神」の木製額が掛かり、享保7年(1722)7月に神祇管領吉田兼敬により正一位に叙せられたことがうかがわれる。
別当であった安楽寺は、当社の西方250mほどの所にある真言宗の寺院で、開基の年代は明らかでないが、その本尊の薬師如来は寛永年間(1624-44)に地頭松平五左衛門が寄附したと伝える。
明治初年の神仏分離で別当の安楽寺から離れた当社は、明治6年(1873)に村社となった。同42年(1909)には、字小宮の無格社稲荷社を合祀した。その後、大正5年(1916)には、社前が狭隘であったことから社殿を後方に7mほど移した。更に、昭和7年(1932)には御大典記念として社務所を建設した。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


境内社

日露戦役紀念