五龍神社

佐賀市鍋島町八戸1054-2 (平成30年12月27日)

東経130度16分23.51秒、北緯33度14分57.53秒に鎮座。

この神社は、JR長崎本線・鍋島駅の南東900m程の辺り、新興住宅地の外れに鎮座しております。

御祭神 海童神・天照皇大神・仁徳天皇・菅原道真公

由緒
当社縁起によれば当地方の長者田中某(今は地名となって残っている)は広く商売を営み巨万の財宝を蓄え、大船を浮べ大陸と交易したため、かねて海上の平安を祈り、龍神を深く信仰していた。或夜の霊夢により西方の海中からふしぎな光を伴い黄金色の霊石を得たので危難除去の守護神として国家の鎮護と一族の繁栄を祈念し、村の西隅に一祠を建て、五龍社と称した。第29代欽明天皇26年(565)である。このことを知った里人も鎮守の神として崇敬し霊験あらたなるものを感ずるにつれ信仰の度は益々深まり、のちには与賀神社の摂社として二の宮とも称せられた。藩祖鍋島直茂公は家臣多久長門に命じて七社明神を拝祀し、初代藩主勝茂公は親しく参拝の上、元和年間(1615〜1623)に社殿を造営し併せて八戸村の田地4丁8反を祭祀田として奉納すると共に松・樟1000本を境内を中心に植栽奉納した。このようにして藩政時代は、神事も盛大に行われたが版籍奉還による変革で明治6年(1873)に村社に列せられ、同29年(1896)には管内数社を併祀し本日に至っている。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

境内入口に架かる神橋

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(文化13年(1816)丙子春吉日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


不動明王・九頭竜権現社

稲荷神社

薬師如来

足手荒神社

石碑