宇佐八幡宮

三養基郡みやき町東津1292(平成23年8月4日)

東経130度25分5.72秒、北緯33度16分35.82秒に鎮座。

 この神社は町役場三根庁舎の南西約2.3km、一面畑地の長閑な田園に鎮座しており、道路から長い参道と大きな鎮守の杜が見えるので、遠目から神社の位置が分かります。入口に立つ燈籠の間を抜け、鳥居を潜ると参道は整備中でした。狛犬が護る境内入口には形だけの石橋が置かれ、境内左には社務所、手水舎が配され、奥に唐破風付きの拝殿、流造の本殿が建立されています。又、拝殿破風下には一体だけ残された肥前ちゃんがいました。

 社名から大分県宇佐市・宇佐神宮から勧請されたお社と思われますので、御祭神は応神天皇、比売大神、神功皇后と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。例祭日は10月20日に近い土・日曜日で、「お供日(おくんち)」と呼ばれる浮立が矢俣八幡神社と共に繰り出すようです。

神社遠景
社頭
入口に立つ鳥居 鳥居に掛かる額
参道の様子
境内入口
境内入口にいる明治43年生まれの岩狛さん
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治43年(1910)10月11日建立)
今は形だけが留められている神橋
境内の様子
拝殿
拝殿唐破風下にいる一体だけの肥前狛犬
お腹の下が刳り抜かれて居らず、彫りが浅く、石の形がそこそこ残っているような造りで、大きな鼻から頭頂部にかけて盛り上がりがあり、鬣が寄せられているのでしょうか?頭頂部では角のようにも見えます。ホワ〜ンとした可愛い子です。
狛犬の拡大写真はこちらで
本殿
社殿全景
神輿庫 太神宮
推定樹齢約300年のご神木・大楠