鎮守神社

鹿島市音成1228 (平成30年12月26日)

東経130度08分00.95秒、北緯33度04分41.22秒に鎮座。

この神社は、JR長崎本線・肥前浜駅の南東2km程の辺り、音成のまばらな街中に鎮座しております。

御祭神 瓊瓊杵尊

由緒
七浦の各地区には、鎮守神社と名の付く神社がいくつかあって、いずれも瓊瓊杵尊を祀っています。鎮守神社は、集落の開拓と発展に関連した、氏神や産土神などの地域神としての性格が強いものです。
母ヶ浦の鎮守神社の由緒は良く分からないものの、天文2年(1533)に浜の松岡神社の社家であった染川氏が、天正年間(1573〜1593)に社殿を改修したと伝わります。七浦海岸は、元来山が直接海に迫る入り組んだ地形で母ヶ浦地区も近世に入った天正2年(1574)に潮土井を築造してから田園が拓け、以来民家が数多く集まって集落が発展しました。人びとは、山海の幸に恵まれたこの地を「宝ヶ浦」と呼び、後に現在の「母ヶ浦」の字をあてるようになったと古い記録は伝えています。
毎年9月の第2日曜日に開催される秋祭りには、母ヶ浦の面浮立(県指定重要無形民族文化財)などが奉納されます。母ヶ浦の面浮立は、踏み歩みを主体とする勇壮な面浮立の代表で、鬼面芸として最も完成された芸と構成を持っているとされています。
境内由緒書き より。

神社入口

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和11年(1936)3月3日建立)

拝殿内部

本殿


石祠等