松岡神社

鹿島市浜町 (平成30年12月26日)

東経130度06分56.64秒、北緯33度05分01.61秒に鎮座。

この神社は、JR長崎本線・肥前浜駅の南南西1km程の辺り、浜町の街外れに鎮座しております。

御祭神 日本武尊・伊邪那美尊・素戔嗚尊

由緒
松岡神社の創建について伝承によると、平安時代の寛弘年間(1004〜12)この地方を支配したいた大村直澄が、日本武尊の威徳を慕い、仁八田山遺跡をたずね神殿を造営して奉仕したとあります。これが現在の東部中学校の所にあった今松社で、後に伊邪那美尊、素戔嗚尊を合祀して松岡祇園宮というようになり、応仁年間(1467〜69)の頃に現在地に移建されたと伝わります。
例祭である祇園祭は鹿島・藤津地方では唯一のもので、毎年7月13日〜15日の3日間に開催されます。13日に松岡神社から神輿が出発して下の宮の若宮神社に到着し、15日は松岡神社に戻ってきます。お下り、お上りの両日には、大村方区の獅子が先導し、氏子の浜町などの各地区から踊りや浮立、提灯行列などが出てお供をします。
また、松岡神社背後の丘陵一帯はかつての松岡城が築かれた場所であり、大村氏の藤津支配が確立した鎌倉時代以降〜戦国時代を通じて藤津攻略の拠点でした。一帯には、「陣ノ上」「城下」「犬の馬場」「馬場添」などの地名が残っており、松岡神社と松岡城を核として中世の城下町が形成されていたことが想定されます。
境内由緒書き より。

参道入口と一の鳥居

二の鳥居

参道左右の肥前狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

境内入口

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内部

拝殿内の肥前狛犬

本殿


末社


脇社

石祠