和泉市葛の葉町1-11-47 (令和2年1月5日)
東経135度26分29.18秒、北緯34度30分21.83秒に鎮座。
この神社は、JR阪和線・北信太駅の西南西250m程の辺り、葛の葉町の街中に鎮座しております。通称を葛葉稲荷神社と言いこちらの方が有名かも知れません。
御祭神 宇迦御魂神・大己貴命・大宮姫命・素盞男命・猿田彦命・若宮葛ノ葉姫
由緒
約千年余り前、今の大阪市阿倍野の里に安倍保名が住んでいた。
父は豪族であったが、人にだまされ所領を没収されたので、保名は家の再興を願い、当地信太森葛葉稲荷に日参していた。
ある日のこと、数人の狩人に追われた一匹の白狐を助けた。そのとき、保名は手きずを受けその場に倒れた。
白狐は葛の葉という女性に化け保名を介抱して家まで送りとどけた。それから数日後、葛の葉は保名を見舞い、やがて互いの心が通じ合い、妻になり、童子丸という子供をもうけた。
その子が五歳のとき、正体がわかり、「恋しくば 尋ねてきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の一首を障子に書き残して信太の森へ帰ったといい伝えられる。この葛の葉伝説にまつわる狐がおまつりされているのがこの神社で、今も人々の信仰をあつめている。
境内由緒書き より。 阿倍野元町に安倍晴明を祀る安倍晴明神社があります。
境内より北東200m程、北信太駅近くに立つ一の鳥居。
二と三の鳥居
神社入口
神門
参道
境内入口
神額
お狐様
拝殿
本殿
春高大神・春永大神・春吉大神
吉光大神・不動長大神・末光大神・白姫大神
白永大神
葛姫大神・千代丸大神
森吉大神
二柱大神・楠木龍王
葛の葉が詠んだ「恋しくば 尋ねてきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の歌碑
御神木の大楠