新潟市西蒲区巻甲 (平成18年5月5日)
この神社はJR越後線・巻駅の北西約750m、374号線が90°右にカーブしている角に鎮座しています。
案内が無く、創建由緒はわかりませんが、御祭神は建御名方命です。
結構広々とした境内で、祭日のせいか、ここでは子供たちが遊んでいる姿を見かけました。入り口鳥居傍の、明治24年奉納の灯籠には、足下に珍しく狛犬が入っていますし、拝殿の妻には、授乳狛犬の彫刻が施されていました。その他、挙鼻の親子龍、木鼻の狛犬など素敵な彫刻もたっぷりと見られます。
神社入口と社号標 | 明治24年7月奉納の灯籠 足下に狛犬が居ます |
灯籠の足下の補強のためでしょうが、狛犬とは恐れ入りました。 石工さんの創造性に脱帽です。これと同じ物は新潟市坂井砂山の坂井神社でも見かけました。 |
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年代不明の出雲構え獅子。阿の尻尾がスパッと切れています。 | |
拝殿 | 本殿 |
拝殿挙鼻の親子龍。迫力があります。 | |
拝殿木鼻狛犬。思慮深そうな穏やかな木鼻です・ | |
拝殿右側の妻には珍しく授乳狛犬の彫刻が施されていました。 子狛の鋭い牙でお母さんのお乳は痛そう。 |
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境内隅のご神木二本。 | 境内中央の、勢いよく枝を伸ばしているご神木。 |