新潟市西区坂井砂山1 (平成18年5月4日)
この神社は16号線・亀田内野線の道上山交差点の角に鎮座しています。
案内によると、御祭神は天照皇大神、豊受大神、大国主大神です。寛永三年(1626)に付近三ヶ村の部落に小祠を建てたのが創始で,天明(1781〜1788)のころ長岡藩より現社地を寄進されて遷座したと伝えられています。
初め「境神社」と称しましたが,明治期に「坂井神社」と改称しました。
16号線からの階段途中には、素敵な手水舎や狛犬入りの面白い灯籠が建ち、綺麗に掃き清められた境内の正面には荘厳な拝殿が建っています。残念ながら本殿は垣間見ることが出来ません。そして拝殿前には嘉永元年奉納とはとても思えないような、未だ新しく見える広島玉乗り狛犬がいました。
神社入口 | |
狛犬が潜んでいる灯籠 | |
階段途中に面白い灯籠がありました。 補強の意味もあるのでしょうが、足の中に厳めしい顔をした狛犬が潜んでいました。 今回、もう一ヶ所、新潟市巻甲の諏訪神社でこの灯籠を見かけました。 |
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階段の踊り場に建つ明神鳥居 | 未だ建てられたばかりのような綺麗で立派な拝殿 |
嘉永元年(1848)生まれの広島玉乗り狛犬。 160年あまり経つのに未だとても色白で、屋内にいたかのように保存状態が良好です。 |
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(嘉永元年(1848)5月建立) | |
拝殿内の様子 | 神楽殿 |
駐車場からの裏参道入口 | 裏参道入口に建つ社号標 |
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