天道(てんどう)神社

壱岐市郷ノ浦町小牧西触499 (令和5年3月30日)

東経129度39分58.00秒、北緯33度47分31.19秒に鎮座。

この神社は、壱岐の中部西側、郷ノ浦町小牧西触のまばらな街中に鎮座しております。

祭神 素戔嗚尊・奇稲田姫命・足摩乳命・手摩乳命
正殿 豊玉姫命
左殿 彦火々出見命
右殿 和多津見豊玉彦命・和多津見豊多摩姫命
すなわち對馬國上縣郡佐護郷、式内天神多久須摩命神社下縣郡豆酘郷多久須神社と御同体である。

由緒沿革
1. 神社帳に曰く、黒崎村の天道大明神の本社古来勧請の年数はわからず、宝殿拝殿有り。定祭8月18日とあり。
1. 式社沿革考に曰く、壱岐郡黒崎村のの宗社、天道宮は延宝(1673〜1680)以前は式内云々とあり。
1. 当社は藩主の崇敬厚く祭日には代参馬回衆参向あり、御造営の節白銀五枚を献ぜらる。
1. 明治9年(1876)12月4日村社に列せられる。
1. 大正4年(1915)12月4日神饌幣帛料供進神社に指定せられる。
社記に伝えるところに天道宮は綿積豊玉彦、豊玉姫夫妻、その娘の豊玉姫、彦火々出見尊の四柱を合わせ祭る。鎮座年数は不詳である。海神海宮は対馬の主神綿積豊玉彦の居宅なり。佐護の天神多久頭多麻命神社は神武天皇の勅下鎮座の跡となり、これは即ち祖母神を崇敬される為、当社を主基の宮といい豆酘の多久頭魂神社を悠紀の宮と伝う。天道宮とは同體無二の神なり。
境内由緒書き より

参道入口

参道

境内入口

拝殿

三猿

拝殿内部

本殿覆屋

本殿


石燈籠