木曽郡木曽町福島1078(平成21年1月30日)
東経137度42分42.8秒、北緯35度50分42.7秒に鎮座。
【神社情報・「nakazawa」さんより】
添付した画像は木曽福島の水無神社(「みなし」ではなく「スイム」だそうです)のものです。
本社は、文永二年(1265)乙丑歳五月六日、飛騨一宮水無神社を此の地に御勧請し水無天王社と称したことにはじまります。
延文二年(1357)六月領主越後守藤原家有に依り社殿が再興されたことを始め、木曽氏より石川備前守、さらに尾州代官山村氏に至る累代領主の尊崇は深く、木曽総鎮守水無大明神とたたえられ武運長久と国家安穏が祈願されてきました。社殿修理等には近郷十一ヶ村からの奉仕が集められたといわれます。
明治五年十一月には福島村の氏神として村社に列格し、近郷住民の崇敬も深く、大正十三年三月郷社に昇格、更に昭和十年十二月社殿境内の整備を完成し県社に昇進しました。
御例祭は、「みこしまくり」と称せられる特殊神事で、奇祭として広く世に知られています。七月二十二、三日の両日に執行され、全国各地より多くの拝観者が訪れます。此の神事は往古飛騨国より御遷座の模様をかたどったものと伝えられています。
境内由緒書より。原文はこちら。
由緒書に御祭神が書いてありません。飛騨水無神社の御分霊を勧請したと言うことですから、水の神、水分の神かとも思いますが、「水無天王社」と称していたのが気になります。詳しい方に情報を戴きたいものです。もっとも飛騨水無神社の御祭神も諸説ありハッキリしないが、それが本来の姿かも知れません。
「みこしまくり」とは、飛騨水無神社から勧請する際の故事に因む祭りで、毎年新調する白木の御輿を、「宗助」「幸助」のかけ声とともに町内を転がして練り歩き、果ては壊してしまうと言う。何とも荒っぽい祭りのようです。
参道入口
参道
拝殿
幣拝殿
幣拝殿脇の構え狛犬。反対側にも居るのでしょうか。拡大写真はこちら。
本殿
御神木