天神社

柴田郡川崎町川内天神前126 (平成26年8月1日)

東経140度38分29.54秒、北緯38度12分16.20秒に鎮座。

この神社は、山形自動車道・宮城川崎ICの北北東4km程の辺り、市街地から外れた山間地の農村といった雰囲気の中に鎮座しております。

御祭神 菅原道真公

由緒
今から1406年前人皇62代村上天皇紀元1608年天暦2年戊申3月15日一老翁霊夢に感じ京都北野天満宮の分霊を勧請し此の地に社殿建立鎮座し、北野天満宮と称す。この地一帯北野の原と呼び伝ふ。時に藤原基衡奥州守護の任に当り当社に詣で使命達成祈願され其の後長く崇拝、祭典には必ず遣幣を奉じ代拝せられたと伝ふ。神殿は元禄年間(1688〜1703)、今から300年前の建造物十二支彫刻入り神明流造り、境内地7反7畝、境内に老杉(目通2丈3寸余<約7.6m>)あり御供杉と称す。勧請当時の記念木と伝ふ。又御供桜と称する老桜(目通壱丈余<約3.3m>)ありしも先年腐朽枯死し、今や根株を存するのみ。而して杉は塩杉と呼び葉は尋常の杉と形状を異にしと相伝ふ。其の皮以って味噌の変味を治す。その他老杉古木鬱蒼とし、天神森なる林一見清浄の境域たるを識す。今から342年前年前(慶安3年(1650))川内村北野天満宮の分霊を仙台榴岡天満宮に勧請し、藤原基衡の家臣佐藤小太郎基春建立す。古来より当神社管理別当奥州大龍山名取寺権大僧都法印元範、其の後詳びらかならず以上、由緒は卦内風土記伊達御日記仙台藩主伊達家の秘書により備付神社古文書より抜粋する。明治5年(1872)、村社に列し大正7年(1918)維時確立認可となる。神饌幣帛料指定、昭和28年(1953)宗教法人として認証、昭和48年(1973)5月1日千厩煙草専売公社葉たばこ神社より分霊合祀す。
境内由緒書き より。

神社入口と一の鳥居

二の鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

神額

本殿


古峯神社 不明
石祠 祖神霊之碑