馬上蠣崎(うばがみかきざき)神社

仙台市青葉区片平1-2(平成21年1月)

東経140度52分14.31秒、北緯38度15分17.07秒に鎮座。

【神社情報・かぐらさんより】
桜丘大神宮の割と近くの小さいところです。ここの狛ちゃんもこぢんまりと可愛かったんですが不思議だったのは、神社の中にヒト型の守り神?がいたことです。しかもポーズが面白い(ドラゴンボールという漫画で主人公がやるポーズに似ています)。

この社の由来は、「藩祖政宗公に功臣後藤信康が献じた五島という愛馬があった。年老いて慶長19年(1614)公の大阪出陣に洩れた事を悲しみ本丸の崖から飛下り死亡した。依ってその地蛎崎に葬り馬上蛎崎神社を建てて祀り追廻馬場の守護とした。明治4年片平町の良覚院跡に移して社殿成り桜田如水を宮司として町の間に「五島墓さん」と称して親しまれた。子どもの馬脾風(ばひふ=ジフテリア)除けの信仰があり胡桃を奉納する。例祭日は8月1・2日」と境内案内板に書かれています。

拝殿前にいる狛犬
顔つきや鬣が仙台市若林区・七郷神社の狛犬と類似していますが、尾は此方の方が派手目です。厳つい顔に太めの体、このアンバランスな調和が面白い狛犬です。
修験道開祖・役小角とその眷属、前鬼・後鬼の二鬼神
元々、隣接する良覚院の境内にありましたが、明治5年、太政官布達によって修験道が廃止された為、良覚院は廃寺となっり、この社の境内に移されたようです。