刈田嶺神社(里宮)

刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町1(平成19年7月21日)

 祭神は天之水分神・國之水分神、及び蔵王大権現。蔵王山刈田嶽山頂に鎮座する刈田嶺神社(奥宮)の里宮に当たる。9月に里宮にご神体が移される。「かったみね」神社。

 創立年代、開山の由来等は不明。緩靖天皇を祀っていたという説もある。社伝によれば680年に役小角の叔父・願行が金峰山蔵王権現を不忘山頂に勧請し、山名を蔵王山と改めて社号を蔵王大権現と称したそうである。のちに出羽最上氏、伊達氏等の崇敬を得、片倉氏を守護した。

 明治5年(1872)に社号を蔵王権現から水分時神社に改め、更に明治8年(1875)に刈田嶺神社と改め、郷社とされて現在に至る。廃仏毀釈の以前には別当金峯山蔵王寺が存在した。

一の鳥居
湯神神社へもここから入る。
二の鳥居
鳥居 鳥居
社号標 境内の様子
社号標 境内
拝殿 本殿
拝殿の屋根の鬼瓦代わり(?)のコマ瓦 拝殿向拝の彫刻
コマ瓦 向拝
木鼻(左) 木鼻(右)
木鼻 木鼻
一番手前の狛犬。出雲構え獅子。
昭和12年(1937)建立。
狛犬 狛犬
成立年代不明のはじめ。台座は昭和42年(1967)1月14日建立。
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狛犬 狛犬
昭和32年(1957)6月吉日建造、招魂社系狛犬。
現役として使用されているのはこれかと思われる。
狛犬 狛犬
鐘楼 摂社・小牛田山神社
鐘楼 摂社
境内の石碑
石碑 石碑
境内から見える湯神社への参道口。
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湯神社入り口 百合