金刀比羅宮

宿毛市宿毛 (平成23年3月30日)

東経132度43分42.19秒、北緯32度56分35.5秒に鎮座。

この神社は、宿毛市役所の北1km程の辺り、本城山山頂の南南東300m程の山中に鎮座しております。参道は宿毛の町や、宿毛湾を見下ろす場所にあり、大変眺めの良い所です。天気の良い日に散歩を兼ね参拝するのも良いかと思われます。

文禄元年(1592)宿毛領主となった長宗我部元親の家臣野田甚左衛門が松田城を居城とし、城内鎮護のため城の背後の山頂に、金毘羅大権現を祭ったのが宿毛金刀比羅宮祭祀の起源と言われています。その後、明治12年の春に新築した金刀比羅宮社殿に、讃岐金毘羅宮から奉戴した御分霊を鎮静し今日に至る。
宿毛市観光協会観光資料より。

松田城は現在の宿毛中学校の辺りであったようです。

宿毛天満宮参道入口すぐ左側の、金刀比羅宮参道入口。全ては、我が愚妻が「金刀比羅宮参道入口」と書かれた看板を見つけたのが始まりです。

参道。この時はすぐそこであろうと思って歩き始めました。

山道を暫く行き、本当に金毘羅さんはこの道で良いのだろうか?と疑問を持ち始めるころ、やっと案内が、しかし「こんぴさんまで900米」と書かれています。我が愚妻はここで断念。これから先はただ一人で歩き続けるのでした。

暫く行くと尾根に出ます。左手が金刀比羅宮参道。右手の道を行くと宿毛天満宮の裏に出ます。

この様な山道を登ること約15分。

程なく参道は平坦な道となります。

やがて立派な鳥居と石段が忽然と現れて来ます。

拝殿

小ぶりですが、不敵な面構えをしています。拡大写真はこちら。
(明治21年(1888)1月建立)

本殿覆屋


境内の末社

神池

参道途中の篠山神社鳥居

宿毛の町と宿毛湾

参道途中に咲く桜

下界より見る本城山