一の鳥居から境内入口まで

 この神社は川内川左岸土手近くに一の鳥居が建っています。一の鳥居から社頭までは約800m、桜並木が続き、春のお花見には最高の散歩道となるのではないでしょうか。
 社頭二は二の両部鳥居が建ち、鳥居を潜ると大小二つの太鼓橋を渡り、石段の参道に至ります。石段参道入口脇には左右に門守神社が祀られ、境内までの丁度中間辺りにある駐車場まで石段の参道が続きます。
 駐車場右側には「がらっぱ大明神」というセメント造りのカッパ像が置かれていますが、此処に祀られるに至った経緯に、思わず笑ってしまいました。駐車場左側は承安3年(1173)神火のため焼失した社殿跡地で、此処には焼失した社殿の礎石の一つや境内社の早風神社、中央神社、高良神社が祀られています。
 ここから又から境内までは石段の参道が続きますが、境内入口手前右には地上2mのところに大穴牟遅神の木造彫刻があり、伝承樹齢2000年、年輪生長平均率約650〜8000年の大楠が見事な姿を見せています。
 この大楠の脇を上がれば直ぐに境内入口となります。お疲れ様でした。

川内川左岸土手より見る参道入り口
川内川左岸土手より見る川内川と対岸の様子
一の両部鳥居
参道の様子
後ろに見える山が神亀山。
社頭と二の両部鳥居
鳥居を潜ると大小二つの太鼓橋を渡り、石段の参道に至ります。
石段参道入口
石段参道左に祀られる境内社:西門守神社
石段参道右に祀られる境内社:東門守神社
石段参道の様子
途中にある広場は駐車場となっています。
旧社殿跡地
承安3年(1173)神火のため焼失した社殿の礎石の一つ
旧社殿跡地に祀られる境内社:早風神社
旧社殿跡地に祀られる境内社:中央神社
旧社殿跡地に祀られる境内社:高良神社
駐車場右側にある「がらっぱ大明神」
駐車場から境内へと上がる石段参道下にいる昭和9年生まれの狛犬
比較的小顔で、滑らかで整った感じの狛犬です。下半身、特に股が太く、脇毛や後ろ足の毛脛が強調されています。鬣や尾が阿吽で随分異なります。全体的にスリムで整った感じの狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和9年(1934)4月吉日建立)
駐車場から境内までの石段参道

境内手前、右側に聳える伝承樹齢2000年、年輪生長平均率約650〜8000年の大楠
地上2mのところに大穴牟遅神の木造彫刻があります。
御神木の大楠 他 参道脇に聳える楠の拡大写真はこちらで
境内入口

境内・社殿・末社等へ