聖大明神社

鹿児島郡三島村竹島 (平成22年8月26日)

東経130度25分5.45秒、北緯30度48分35.4秒に鎮座。

【神社情報・SIさんより】
鹿児島県三島村へ出張の折撮影して参りました。折角なのでそちらのHPに使っていただければと思いお送りします。狛犬ならぬおっさんくさい狛猫が鎮座しておりました。

管理人より。
島には中々行けないので、本当に有り難う御座います。又、貴重な唐猫を御紹介戴き感激して居ります。寡聞にして唐猫は初めて拝見しました。現在は鹿児島市の照國神社が兼務しているようで、照國神社公式サイトの中で当神社を紹介しております。こちら。

祭神ははっきりしないが、彦火火出見命と妃豊玉姫を祭ると伝えられている。
伝説によれば、大昔、島の西に大浦(東風浦辺り)という所があり、そこにあった溜池が陥没して、そこに龍神が現れ、化して石になった。その時、神のお告げで聖大明神社を建立し、島の守りにしたという。嘉吉二年(1442)奉納の鰐口があったと記録されているが(三國名勝図絵)、現存しない。
神前の唐猫一対は正徳五年(1715)鹿児島の石工、平山譽右衛門が竹島石を使って彫刻したものである。
境内の一番奥には、お伊勢様を祭り、正月の馬方踊り、八月の太鼓踊りが奉納される。
境内内の仏像(釈迦像)は、廃仏毀釈の難を免れ、今も残り、まことに見事な彫刻である。右手が取れているが、これは、この仏が日露戦争に出かけ、日本のために働いたときに怪我をしたのだと、言い伝えられている。
三島村教育委員会

参道に立つ一の鳥居

燈籠

此が唐猫!。拡大写真はこちら。

(正徳5年(1715)乙未建立)

境内の石祠

石塔

境内より見る参道