西鴨神社

坂出市加茂町540(平成21年3月29日)

東経133度54分48.42秒、北緯34度18分8.04秒に鎮座。

 この神社は11号線・加茂町信号北に社号標と御旅所があり、そこから道路を北北西に100m程行くと突き当たりに鎮座しています。鳥居の奥、参道脇には大きな木々が天に向かって聳え立ち、道路を越えた所にある境内は金属製のフェンスで仕切られています。参道正面には大きな拝殿と、その後ろに妻入りの本殿が建立され、参道から境内に掛けて沢山の末社が祀られています。

 御祭神:別雷命
 境内社:小野神社、若宮神社、稲荷神社、貴布禰神社他
 由緒:天平年間、聖武天皇の勅により国分寺が建立されていた頃、時の国司・藤原景隆が雷雨洪水の害を除くため、賀茂別雷神を勧請したのに始まります。以後景隆の後裔である豪族・入江氏の崇敬を受け、社殿の造営などがなされ、鴨氏部二郷の産土神となりました。
 旧村社で、この社より800mほど北東に鎮座する東鴨神社と共に、式内社讃岐國阿野郡鴨神社の論社となっています。

神社の手前約100m、道路角にある社号標と御旅所
社頭
入口の明神鳥居 鳥居に架かる額
参道の様子
参道左右にいる明治26年生まれの狛犬
恐竜のような顔つきで体表に模様があり、太く大きな尾を持っています。讃岐では、こういう尻尾と蹲踞の仕方は、余り見かけませんでした。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治26年(1893)12月建立)
境内入口
拝殿
拝殿屋根上の飛び狛さん
拝殿の木鼻・狛犬と象
本殿
境内社:左から
小野神社、若宮神社、稲荷神社、貴布禰神社
境内社
境内社 不動碑
境内社の屋根上にいるライオン顔の飛び狛さん
末社 末社
御神木