久志伊奈太伎比咩（くしいなだきひめ）神社

七尾市国分町ラ1(平成21年5月4日)

東経136度57分25.44秒、北緯37度1分57.17秒に鎮座。

　この神社は七尾警察署南にある小丘・久志伊羅山上に鎮座しています。私達は東側の石段参道から参拝しましたが、南側にも入口があり、距離が長い分チョッとした山道を歩く気分を味わえる…そんな参道のようです。
　東側入口は山の横手に当たり、入口から境内まで見通せますが、山には豊かな自然の森が広がり、とても素敵な雰囲気の神社でした。

　御祭神：奇稲田姫命、天照大神、豊受大神
　祭礼日：新年祭・1月2日、祈念祭・3月11日、春季定祭・4月14日、秋季定祭・10月11日、新嘗祭・12月11日
　由緒：式内社にて、久志伊羅山に鎮座。聖武天皇天平7年痘瘡流行に際し勅祭執行。孝謙帝の時、社料等賜る。神位は高倉天皇治承4年正一位を授けられる。国主畠山家累世の祈願所にて、社領38石寄進。
　明治7年久志伊羅山社と改称。同11年延喜式内久志伊奈太伎比咩神社と復称。明治13年郷社に列せられる。
（「石川県神社庁公式サイト」より）
　明治40年11月高都森に鎮座せし神明社を本社に合祀せらる。

　「式内　久志伊奈太伎比咩神社」の論社は、この社の他に、久志伊奈太伎比咩神社・七尾市飯川町40-56にも在ります。

社頭

東側入口の台輪鳥居	鳥居に架かる額「式内　久志伊奈太伎比咩神社」

石段参道の様子

境内入口

拝殿前、建立年代不明の狛犬狛犬の拡大写真はこちらで

拝殿

拝殿内にいる神殿狛犬（直立の面白そうな狛犬なのですが、格子の隙間から薄暗く遠い位置にいる狛犬を撮したので、酷いピンボケです。居るというのを確認できたに過ぎません。写りの悪いのはご容赦を。）

本殿鞘堂	深い森の中のような境内を振り返る