菅原神社

金沢市東山1-27-8 (平成27年3月14日)

東経136度40分14.89秒、北緯36度34分11.60秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
宇多須神社前の道路を挟んで西側に鎮座しています。通称東山菅原神社。小さなやしろですが、結ばれた沢山のおみくじを見ますと人気のほどが伺えます。狛犬は二対、配置は宇多須神社と同じで、一対は野外、他の一対は拝殿の軒下で(薄汚れていますが)白い。

御祭神 菅原道真公

御由緒
妓楼が公許された文政3年(1820)、卯辰茶屋町(剣貝注:東茶屋町とも浅野川茶屋町とも呼ばれ、加賀藩公認の郭(くるわ))で営業が行われました。その際、観音町西源寺の後に菅原道真を祀り、芸妓たちの鎮守の神としました。後に現在地に移転。太い梁の社殿や歴史を感じさせる狛犬が一対向かいあっています。
金沢旅物語>菅原神社 より

芸妓たちの鎮守の神がなぜ菅原道真公なのか、剣貝は、芸妓⇒百太夫⇒白太夫⇒菅原道真公としました。

管理人注
百太夫(ももだゆう、ひゃくだゆう)は、日本の民間信仰の神である。
出自は不明であるが、傀儡師(傀儡子)や遊女が信仰する神であり、特に西日本各地の神社の末社として祀られる。一般に男神とされ、多数の木像を刻んで祀る。大江匡房の『傀儡子記』に傀儡子が百神を祀るとあり、『梁塵秘抄』や匡房の『遊女記』に遊女が祀る神として百太夫の名が見える。また、道祖神や疱瘡除けの神としても信仰される。
北野天満宮の第一の末社に白太夫(しらだゆう)があるが、字が似ていることや「はくだゆう」と読むと「ひゃくだゆう」に音が似ていることから百太夫と混同されることが多い。白太夫は各地の天満宮に祀られる。一説には、菅原道真の従者であった外宮祀官・渡会春彦を祀るという。
ウィキペディア より

正面入口

手水石

拝殿

残念ながら剥落が惨い。結構ふるそうです。
お隣福井の笏谷石で作られたのでしょうか