白河市表郷三森都々古山1 (平成30年10月21日)
東経140度20分01.58秒、北緯37度03分04.86秒に鎮座。
この神社は、JR水郡線・磐城棚倉駅の西北西5km程の辺り、表郷三森の街外れに鎮座しております。
御祭神 味耜高彦根命・日本武尊
由緒
延喜式内社、白川郡七社の一つにして、人皇12代景行天皇御宇第3子の皇子、日本武尊が東夷御征伐のためにおいでなられた。この時、この都々古山に、味耜高彦根命を勧請され東夷平定の御誓いをたてられ、鉾を建て御親祭なされたのがはじまりで、この古事に因み都々古山山頂に梵天を奉幣する神事が行われている。
建鉾山あるいは、高野峯山の名をもってよばれる小山は、一際目立つ三角錐状の形をもち、周囲から特異な山容を望見することができ、古代における山岳信仰の対象としての特徴をよく見えている。
棚倉町馬場都々古和気神社の原鎮座地としての伝承がある古代祭祀の遺跡としての建鉾山山頂には高さ1.4mの建鉾石があり、この岩の下部は巨大な母岩が続き、更に山腹までのびた典型的な神奈備山の山容をなして、神が降臨するにふさわしい磐座・石神である。神が降り給う岩座の前にくさぐさの供物をささげ祭祀をおこなった神道祭祀の遺跡であり、古代の聖地をそのまま現在の神域となっている。
境内由緒書き より。
参道入口
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)11月10日建立)
参道
拝殿
拝殿内部
本殿
末社