神明社

二本松市根崎2丁目(平成19年8月26日)

この神社は智恵子記念館の西400m程の辺りに鎮座しております。

神明宮略記
寛文6年(1666)8月。高野山興山寺住職雲堂法印(木食上人)が天変地異の祈祷師として適確に予言する為、徳川将軍家より追放され丹羽光重公に預けられる。
同1669年罰を許される。
同1674年延宝寅二年、丹羽公の祈願寺として大隣寺跡地に摩尼宝山遍照尊寺開山創立。
この折雲堂法印が伊勢皇大神宮より現在地に分離祭事を行う。
東北地方に於いては大神宮として最も古いと言われて居る。
明治三年太政官布告にて神佛分離された為、大神宮から神明社に変名される。
境内、由緒書きより。

由緒書きに登場する遍照尊寺は、この神明社のすぐ南側です。二本松仏教界に大きな足跡を残した名僧「雲堂和尚」の開山と伝えられる、古刹のようです。二本松市の公式サイトに詳しい説明があります。

神社入り口。

拝殿正面。

拝殿と本殿。

境内の石碑と大岩。

境内社の青麻神社。仙台の青麻神社の御分霊を勧請したようです。

社殿。